弊社のバイオマス発電では発電機によって電気が生み出され、そしてその電気が皆様のご家庭で利用されています。

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では具体的にどのようにして電気が送られているのでしょうか?
ここでは生み出された電気が発電所からご家庭に届くまでの過程をご説明いたします。


【発電した電力を変電設備に送る】
発電機から生み出された電気の電圧3500Vは一般的に送電に使用している電圧6600Vより低く、そのままだと直接送電することができません。
そのため生み出された電気は、まず発電所内に設けられている変電設備へと送られます。
当バイオマス発電所の変電設備は低圧の電気を昇圧するために使用しています。


【変電の仕組み】
変電設備での変圧には変圧器の仕組みを利用しています。そのため、まずは変圧器の仕組みを説明します。
変圧器では一次コイルに交流電流を流すと、鉄心に磁界が発生します。
二次コイルはその磁界の影響を受けて電磁誘導の法則により二次コイルに新しい電圧、すなわち誘導起電力が発生します。
変圧器は鉄心に巻いている一次コイルと二次コイルの巻数比で変電の比率を変えています。
実際の変電設備では、巨大な変圧器が内蔵されていますが、基本的な仕組みは変わりません。



【昇圧した電力を送電線に送る】
変電設備は、発電所敷地内にある送電線まで地中に埋められた配線で接続されています。
昇圧された電力はこの配電線から東北電力へと送られます。
そして東北電力から一般家庭で使える電力に変圧して皆さんのもとに届けられています。



いかがでしたか?
どのようにして皆さんのご家庭に電気が届けられているか、お分かりいただけましたでしょうか。。
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